【つじ田 池袋西口店 2】リピートで濃厚豚崩れつけ麺を食す
■2022年5月8日
■東京都豊島区西池袋5丁目2-10 八勝堂ビル1階
■80点
■濃厚豚崩しつけ麺 1250円
前回の初訪問で、つじ田つけ麺のファンになった。
前回から1ヶ月ほどで再訪問した。
あの完成度の高いつけ麺が忘れられない。
場所も駅から近いし、店内もキレイで広いのも好き。つじ田のまわりに位置する池袋西口ラーメン店達にとっては、強力なライバルになっているだろうな。
少し遅いお昼として、15時に足を運び券売機の前に立つ。
前回から気になっていたメニュー「濃厚豚崩しつけ麺」を選んだ。
チャーシューが大好きな自分としては、崩れたチャーシューがとんな味わいか、食感か、とても興味があり楽しみだった。
店内は7割の入りで、若者が多かった。元気のいい茶髪のお姉さんスタッフが案内してくれた、カウンター真ん中あたりに座る。やはり和を感じる空間が気持ちいい。
崩れた細切りの豚肉はイマイチ。でも・・・
まず、着丼したつけ麺を見るとなんだか違和感があった。
よくみるとメニュー写真と違う点がある、崩豚とは別の具であるチャーシューが見当たらないのだ。
レンゲで掬うとスープの中に埋まっていた。
たいして気にしないけど、メニュー写真と実物は近づけたほうがいいと思うな。
しかし、相変わらず見た目からして完成度の高さを感じる。なんだか麺もスープも光って見えた。
期待の崩豚をつけ麺と一緒にいただいてみると、うーん、普通の美味しいさといったところ。
硬すぎず柔らかすぎない食感で、好みは分かれる感じ。普通のチャーシューの方が好みだ。このメニューの主役だけど、具材の中で存在感が弱かった。
個人的にはリピートしないかな。別メニューの方が自分に合いそうだ。
相変わらずハイレベルなつけ麺
だがやはり、つけ麺は完成度が高い。
- スープ
- 麺
- 味玉
- チャーシュー
この具材どれもがハイレベル。
とにかくスープが上手い。魚介系にとろみが加わり、スープだけで何倍も飲めそうなほど味がいい。
麺はこの極上スープに合うように、三河屋製麺と共同で開発したという特注麺を使用している。スープと麺のかき混ざり方が神秘的だ。他店の魚介系つけ麺とは全く違う次元のつけ麺に仕上がっている。
味玉もツボを抑えた、絶妙なとろけ具合でいい箸休めになる。
チャーシューも太さがあって食べごたえがあり、スープにとても合う味だ。
これらのスープ・麺・具材が際立ちすぎて、主役の崩豚が霞んでしまった。崩豚の存在が崩れてしまったかのようだった。
数ある池袋つけ麺店で、私的ナンバー1は「つじ田」じゃないかな。
前回も書いたけど、つけ麺好きな人はとにかく一度食べてみて欲しい。
その完成度につけ麺の見方が変わると思う。