食べにゃんのグルメ日記

東京でグルメ巡りしてますにゃ

2022年【つじ田 池袋西口店 】練り上げられた、つけ麺の完成形

つじ田 池袋西口店 

■2022年4月10日

■東京都豊島区西池袋5丁目2-10 八勝堂ビル1階

■85点

■濃厚味玉つけ麺 1070円

 

 

 

2005年に御茶ノ水で開店した こだわりのつけ麺が食べられるお店の池袋店。

 

美容室で髪をさっぱりさせたが、夏のような暑さに体力が削られていく日曜夕方。

そういえば美容室近くの「つじ田」に行ってみたかったんだ、と思い出し、「油そば鈴の木」のほぼ向かいに位置し、豪華なお店の看板を従えた入口へ向かった。

つじ田 池袋西口店 入り口

つじ田 池袋西口店 入り口

このところラーメン屋はまぜそば、通常ラーメンがほとんどだったけど、久しぶりにつけ麺が食べたくなった。それは今日の猛暑のせいで熱々のスープは避けたい本能が働いたんだろう。

 

食券メニュー選びで つけ麺を間違えた

つじ田 池袋西口店 食券

つじ田 池袋西口店 食券

ちょっと分かりづらいんじゃない、、、!?

 

つけ麺は4種類あった。

本当は、いわゆる全部のせメニュー「特製濃厚つけ麺」を頼みたかったが間違えて「濃厚味玉つけ麺」を押してしまった。

写真の「特製濃厚つけ麺」のボタンは、メニューイメージ的な役割でボタンじゃないと勘違いしてしまったのだ。食券機の上段行はつけ麺の行と知らせるという意味かと。。。

 

だが今写真見返してみると、他の人は勘違いしないかな、自分だけかなと思ったにゃ。

 

つじ田のつけ麺は無駄のない完成形

つじ田 池袋西口店 つけ麺

つじ田 池袋西口店 つけ麺

店内はヒノキの肌色に職人の温かさを感じるような和のテイスト。ラーメン屋の中では広めの店内で席の左右、後方にゆとりがあるのが素敵。女性を全然デートで連れてこれる。

 

10分ほど待って着丼したものは

のシンプルな盛り合わせのつけ麺。

 

なんとなく拍子抜けしたものの、お昼をあまり食べてなくお腹空いていたので、すぐにがっついた。

 

それは、つけ麺の完成形が見えた気がするものだった。

つじ田 池袋西口店 卓上の張り紙

つじ田 池袋西口店 卓上の張り紙
  • 濃すぎない絶妙なスープ
  • スッキリした食べごたえの麺
  • 味玉も好みの味付けと崩れ方で優秀

ただこれだけで、派手さはなく、特別な変化球は投げてこない。

 

しかし! 

つけ麺本来の美味しいさを思い出した気がした。

「やや太めの麺を別丼のスープに浸して食べる」

  1. このスープと麺を別にする楽しさ
  2. 麺を浸すときの集中
  3. 口に運んだときのちょっとスープがこぼれちゃった感

どれも最近忘れてしまっていたものを、僕の中で蘇らせてくれた。

 

ただ僕は黙って止まることなく、このつけ麺をシンプルだけど完成された味を頭と味覚で完走した。

 

つじ田 は必食のつけ麺

つけ麺の本来の、味深さと尊さを知ったような後味だ。

ラーメンのように熱々のスープに悪銭苦戦しながらすするわけでも、油そばのようにお酢とラー油を豪快に混ぜてお祭り騒ぎのように食すわけでもない。ちょっと地味な印象を持っていたつけ麺だったが、なんとも美味で幸せな時間を過ごさせてくれた。

 

これから夏に向けて暑くなっていくし、冷たいスープに浸してすする つけ麺を食べる機会が多くなりそうだ。東京飯田橋にもあるしつけ麺ファンはぜひ一度食べてほしい。