食べにゃんのグルメ日記

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高田馬場【とん太】超有名とんかつ店はお味噌汁も必見

 

高田馬場 とん太

■2022年4月2日

東京都豊島区高田3-17-8

■90点

■特上ロースかつ定食 2,300円

 

高田馬場といえば

  • ひなた
  • なりくら
  • いちよし
  • とん太

などトンカツ名店が集う大好きな街

高田馬場 とん太

高田馬場 とん太

 

その高田馬場 トンカツ四天王のなかでも

食べログでも百名店に4年連続で選ばれ、評価も3.8と、最強の呼び声たかい「とん太」

去年から機会を伺っていてやっと行くことができた。

 

18:00頃にお店につくと6人待ちの列。予想していたよりは並んでいなかったのでホットした。コロナ禍対策で席数を減らしていて待ち時間は長くなっていると入口に張り紙もあったが、30分ほどで入ることができた。

 

高田馬場 とん太

年配女性スタッフさんに満員の店内の入口すぐのカウンター席に案内され、すぐ注文をきかれ「特上ロースかつ定食」を頼んだ。そういえば行列できる有名店なのに並んでいる時に注文取らないんだな、珍しいなとこの時思った。

 

 店内はカウンター席の他に畳の小上がり席があり、人形や陶器などが多数棚に並んでいた。なんだか小学生のころ田舎の祖父の家で寝泊まりした部屋を思い出した。

 それらを眺めて15分ほどまっていると、カウンター越しに念願のとん太トンカツがやってきた。初見の見た目は思っていたより普通の印象、大きなお皿にキャベツとレモン、そしてロースカツのシンプルな盛り合わせ。しかしそのおとなしい外見はトンカツのポテンシャルを隠しているかのようだった。

 

 やっぱり肉が溶けた、それは食パンのような消え方

高田馬場 とん太

高田馬場 とん太

まず何もつけずに頂く、、、、「!!」

柔らかい、いや柔らかすぎる。まるで食パンを食べているような感覚だ。

肉とは噛んで味わう、やや噛み切れない部分は噛み切る、という概念を壊すかのような口溶け。溶ける肉質であることは予想してはいたけど、期待を超える至福を味わえた。

 

 ごはんが不要なほど美味だから、すっかりご飯の存在をわすれていた。3切れ目をたべたところで気が付き、ご飯も一緒に食べてもうまい。だけどご飯なしで注文しても構わないほどこのロースにやられている。

 

味変として、

  • 岩塩
  • ブラックペッパー
  • 辛口ソース

を試したがイマイチの変化だった。全部なにもつけずに食べれば良かったと後悔した。

しかし何もなしが一番美味しさを感じるのは、高レベルな肉の証といえるだろう。

 

選べるお味噌汁も味が染みる

とん太は定食を頼むとお味噌汁が

  1. わかめ
  2. しじみ
  3. 豚汁

の三種類から選べる珍しいシステム。わかめ味噌汁は普通だし、豚汁はトンカツ屋の定番で飽きていたので、なかなかお目にかかれない、しじみを選んだ。

 そしてこれが味がとても良い。有名定食屋さんで評判になるレベルの味。しじみの身から出た旨味がトンカツのとろけ具合で浮かれた、僕の舌を落ち着かせてくれる感じ。

とんかつ屋でお味噌汁が美味しいと記憶に残ったのは初めてだった。

 

並んででも1回は行ったほうがいい

高田馬場 とん太

高田馬場 とん太

トンカツが食パンを吸い込む感覚を味わえる、高田馬場ナンバー1候補にふさわしい上級感。そして選べるお味噌汁は私的トンカツ屋で間違いなくナンバー1。

確かに並びはきついし、休日も多いけど、トンカツ好きならとん太は食べておかないといけないね。