食べにゃんのグルメ日記

東京でグルメ巡りしてますにゃ

高田馬場【プネウマカレー】安くて速くて燃え上がるチキンカレー

 

高田馬場 プネウマカレー 

 

■2022年6月25日

東京都新宿区高田馬場1-17-10 ふじ荘 1F

■チキンカレー

■75点

■580円

 

 

 

 

提供が速いって正義で記憶に残るー

 

今日のお昼に向かったのは、瀬戸内海の伊吹島から新宿高田馬場に進出したカレー屋さん。高田馬場エリアのカレー屋検索で以前から気になっていた。

お店は高田馬場駅から歩いて5分ほどの、早稲田通りから小道に入ったところにある。店の入り口のドアと看板がオシャレでいい。

 

ちなみに「プネウマ」とは、ギリシャ哲学で「人間の生命の原理」という意味らしい。

知るまでは、「プラネット規模でウマいカレー」って意味だと想像していた。

 

11:30頃行くと開店したてなようで、来店一番乗りだったようだ。

 

 

 

リーズナブルなお値段に驚き

 

入り口近く、可愛いサイズの券売機を見て安さに驚いた。

1,000円以上は覚悟していたので、600円を切る値段設定にびっくり。

 

メニューはチキンカレーのみ。

初訪問はやはり、一番人気であろう券売機左上のメニューを黙って選ぶが吉。

チキンカレー普通盛りを選択した。

 

お店の入り口から数えて二番目のカウンター席に座る。小綺麗でスッキリした店内は、黄色を基調としたハワイアンな印象。スタッフは店主さんらしき男性1人だった。

 

 

 

速い! 過去最高の提供スピードカレー

安さに続きプラネット級の衝撃走る・・・・!

3分もしないうちにチキンカレー登場。この提供スピードは過去のカレー屋で最速だ。

 

カレーを食べる前から、自分の中ですでに「忘れられないお店」になっていた。

グルメ探索で多くのお店を食べ歩いている中、提供が速いというだけでとても印象にのこるからだ。

 

ルーが日焼けしたような色合いのオレンジが印象的で、具が少なめでシンプル。

 

これは辛いかな? と身構えるも食べてみると辛さは控えめだ。

辛いというよりは、ヒリっと燃えるような感じ。

サラサラすぎず、ドロドロすぎない食べやすさ。

 

カタクチイワシの塩漬け「 アンチョビ」を出汁にした、一味違うルーだからなのか、これまでにない味わいだ。

一言でいうと「カラッと晴れたような味」。ハワイに行きたい。

 

チキンも程よくルーに溶け込み、その姿美味しく、良い肉を頬張れた。

 

やや食べたりない量だったけど、良いカレーに出えたなと思いながら完食。

 

 

安くて、速くて、燃えあがる「プネウマカレー」

「安くて速い」なんて素敵な言葉だろう。

プネウマカレーを知ってしまうと、他のカレー屋の値段の高さと、提供時間に不満がでてしまうな。

また一つカレー通になれた出会いだった。

 

次回は150円三種類トッピング(ひよこ豆・チーズ・ゆで卵)+大盛りを堪能したい。

 

 

 

池袋【中国家庭料理 楊 別館】孤独のグルメ登場「汁なし担々麺」

中国家庭料理 楊 (ヤン)別館

 

■2022年6月20日

■東京都豊島区西池袋3-25-5

■80点

■汁なし担々麺 880円

 

ピリピリ濃厚でコスパよしの「汁なし担々麺」

 

 

熱い日曜日のお昼に、孤独のグルメ第三話に登場した池袋西口「楊」 に行ってみた。

www.tv-tokyo.co.jp

 

実際にロケがあったのはすぐ近くの「楊 2号店」だが、やはり人気グルメ番組に登場したお店は気になる。

 

 

池袋ウエストゲートパークに近いこのエリアは中華料理のお店が多い印象がある。

蒙古タンメン中本」など、中華の名店が集まっている。

 

最近は汁なし担々麺にハマっていて、池袋東口の「六坊担々麺」に通っていたが他も試したい頃合い。楊(ヤン) は汁なし担々麺が名物らしいので突撃したしだいだ。

 

日本では広島県が「汁なし担々麺発祥の地」であるが、ラーメンの街池袋でも名店を発掘したい。

 

店内に入ると先客4人で全員中年のお一人様だった。

店内の壁面には、マツコ・デラックスビートたけしなどがテレビ番組内で試食する写真が目を引いた。他にもメニューが手書きで書かれていたりと楽しい気分になる。

 

 

カウンター6席の真ん中に座りメニュー表を見る。

自分の後ろを、他のお客さんの円形に並んだ餃子が運ばれていき、餃子もいいなと迷う。

 

 

でも、汁なし担々麺はメニュー表の一番上にある。それはおすすめの証。

ハキハキ感じの良い男性スタッフにカウンター越しに「汁なし担々麺」注文した。

 

スープとサラダとデザートまでついて、半ライスも無料。

しかも値段もそれほど高くない。

「六坊担々麺」は担々麺単品で1,000円近い値段なので、コスパがいいな!

 

 

濃厚で、しびれる担々麺

ひき肉とナッツと赤い汁がドロっと混ざり濃厚な担々麺だ。

そして四川山椒の痺れは強め。かなり舌がピリピリする。

 

メニュー表をよく見ると注文時に「辛めなので、四川山椒の量を調整できます」と書いてあるのに気づいた。

四川山椒少なめで頼めばよかったな。

でも味が分からなくなるほどの、痺れではないのでよかった。

 

麺はやや細めに感じるが、個人的に好きな太さで、ひき肉たちとよく絡んでいて食が進む。半ライスとの相性もいい。

 

最後に無難な味の定番デザートで、ヒリヒリした口内を冷まして完食。

支払いは現金のみのようなので、電子マネーQR決済がメインの方はお気をつけて。

 

 

 

 池袋西口の汁なし担々麺は「楊」がおすすめ

やはり池袋といえど、ラーメン店の数に比べると、汁なし担々麺のお店は少ない。

まだ開拓途中で訪問したお店も少ないが、今池袋で汁なし担々麺をおすすめするなら、この2店舗。

 

自分は絶賛「汁なし担々麺ブーム」なので、まだまだ新店舗を発掘していきたい。

気分は鉄板焼き!?【高田馬場 渡なべ 】隠れ家で楽しむ魚介ラーメン

高田馬場 渡なべ 

 

■2022年6月4日

■東京都新宿区高田馬場2-1-4

■85点

■味玉ラーメン 1,050円

 

 

誰かに「オシャレなラーメン知っているけど行く?」と言ってみたくなった。

 

 

  • 高田馬場「渡なべ」
  • 神保町「神保町 可以」
  • 池袋「六坊担担面」
  • 池袋「極み麺 池袋」

をプロデュースする、ラーメンコンサルタント渡辺樹庵氏が経営するラーメン店。

そのうちの一つ「高田馬場 渡なべ」は高田馬場でも注目のお店。

コンビニ大手ファミリーマートとコラボでカップ麺「渡なべ監修 やみつきブラック」を

発売するなど勢いがある。

www.family.co.jp

 



まずお店の外観に趣がある。

店舗は大通りから少し小道に入った所にあり、隠れ家のような佇まいをしている。

 

店内は池袋「六坊担担面」のオシャレな感じに、シックさが加わっていて、女性とのデートプランにも組み込める雰囲気。

土曜日のお昼時間に並びは3人。先に食券を購入して隠れ家に沿って並ぶ。

5分ほどで店内に案内されると、カウンター席の真ん中に座った。

 

カウンター越しに調理する姿を眺めながら10分ほど待つと、着丼。

 

旨味が深海まで届きそうな、魚介ラーメン

魚介の風味が強烈なラーメンだ。ややドロッとしたスープに中太麺がバランス良く仕上がっている。

それも単なる魚介風味だけでなく、もう一つ深い上級な味わいがある。魚の風味を味わった後に濃厚な旨味がやってくる。

 

池袋「瞠」に似ているなと思っていたが、後にネットで検索すると、池袋「瞠」は渡辺の暖簾分けのような関係らしい。

 

チャーシューが信じられないほど美味。

味玉ラーメンだからトッピングは味玉が主役なはずだが、完全にチャーシューに取って代わられた。

長方形のやや厚みのある肉は、柔らかいうえに味も抜群。

チャーシューだけ食べに来店したくなるレベルだ。

 

隠れ家的なお店で肉が美味なので、鉄板焼きを楽しんでいるような錯覚になるほど。

 

 

隠れ家で鉄板焼きのように楽しむラーメン

高田馬場 渡なべ は、隠れ家のような場所でラーメンを食したい人におすすめだ。

そのひっそりとした雰囲気はデートにも使えるし、女性でも1人で食べに来やすい。

 

ラーメンの味も間違いなく上級で、チャーシューも絶品だから、ラーメンの食べ歩きを極めなきゃな人も、渡なべは食べないといけないお店だ。

 

【油そば 鬼 池袋本店 】ラーメン激戦エリアで「白鬼スペシャル 」を実食

油そば 鬼 池袋本店 

 

■2022年5月6日

■東京都豊島区東池袋1-13-14

■75点

■白鬼スペシャル 背脂と焼きあご出汁極み醤油タレ+炙りチャーシューミニ丼 1,400円

 

 

 

 

今回向かった元東急ハンズ池袋店裏手は「麺処花田」「鬼金棒カラシビ味噌らー麺」「塩そば専門店 桑ばら」など有名店が集まる。

 

なかでも

「麺処花田」

「鬼金棒カラシビ味噌らー麺」

は某池袋ラーメンランキングでも一位をとるなど超人気店。

 

そのラーメン修羅地帯に2020年11月11日、鬼シビラーメンの隣に、油そば 鬼 」オープンした。鬼つながりで、もしやと思ったが、隣の鬼金棒とは無関係らしい。

 

夕飯どきに行くと、隣の鬼金棒は10人近い列、花田もいつ通っても列ができている。

油そば 鬼 」に入ると先客は0人。周囲のライバル店を考えれば集客が大変だろうな。

 

1Fカウンター6席で、2Fは上がってないけど9席ある。

1Fカウンターの券売機前あたりに座った。

スタッフは女性1人で回しており、やはり客さんが少ないんだろうなと感じる。

 

ラーメンビジネス素人の自分から見ると、経営が苦しそうに見える。

でも、激戦エリアなのは分かってて出店しただろうから、売上は順調なのかもしれない。

 

 

券売機ではラーメンは4種類から選べる。

 

  • 基本の鬼
  • 辛口の赤鬼
  • クリーミーな白鬼
  • イタリア風の青鬼

基本は以前食べたし、辛いの食べる気分でもない。イタリア風ラーメンは苦手。

よって白鬼に決めた。

「白鬼スペシャル 背脂と焼きあご出汁極み醤油タレ」

メニュー写真の白い粉チーズが、他の具材に降りそそぐ姿が美味しそう。

 

 

白いチーズと焼きあご出汁が美味

着丼したプリント海苔の鬼がリアルでちょっと怖い。

 

食べてみるとクリーミーなチーズが効いている。甘めで濃いめな油そば

焼きあご出汁も麺とあっていて美味しいが、やはりチーズのパンチ力のほうが強い。

麺はやや太めで、チーズのジャンクな所を背負って口まで運んでくる。

 

これまで食べた油そばのなかでは、変わった味の部類に入るかな。

 

チャーシューは柔らかさもあっていい味だけど、個人的にもっと脂身多めが好み。

 



半分も食べたところで、お酢、ラー油、ニンニクを加えて味を変化させる。

ちょっとお酢を入れすぎてしまったが、良い味変になりあきずに食べられた。

 

風味の変わり具合を楽しめるが、さじ加減しだいでは、味が壊れるから注意が必要だ。

 

 

炙りチャーシューミニ丼

麺を完食しても小腹が微妙に空いたので、炙りチャーシューミニ丼を追加オーダーする。

 

量は想像よりも少なめだが、キレイに盛り付けされている。

角切りに小さくしたチャーシューは、食べやすくて炙り具合も感じて良い。ただ、個人的にはもっと何かが欲しい。

しかし食べやすく、あっという間に食べ終わった。

 

 

美味しいんだけど、激戦エリア

イメージ的に、周囲の有名店に比べると味が落ちると思いがちだけど、充分美味しい油そばだった。

 

もし、周りの有名店が半分いなくなったら、毎日行列ができてもおかしくない。

 

しかし、現在はその有名店に客を取られて苦戦している印象。この日も自分が入店退店の間の後客は2人だけ。

味は充分だし、4種類の油そばから選べるのも楽しい。だからがんばってほしいな。

 

このラーメン激戦エリアでの健闘を祈りたい。

 

 

 

 

【つじ田 池袋西口店 2】リピートで濃厚豚崩れつけ麺を食す

つじ田 池袋西口店  2回目

■2022年5月8日

■東京都豊島区西池袋5丁目2-10 八勝堂ビル1階

■80点

■濃厚豚崩しつけ麺 1250円

 

 

前回の初訪問で、つじ田つけ麺のファンになった。

tabe598.hatenablog.com

 

 

前回から1ヶ月ほどで再訪問した。

 

あの完成度の高いつけ麺が忘れられない。

場所も駅から近いし、店内もキレイで広いのも好き。つじ田のまわりに位置する池袋西口ラーメン店達にとっては、強力なライバルになっているだろうな。

 

少し遅いお昼として、15時に足を運び券売機の前に立つ。

 

前回から気になっていたメニュー「濃厚豚崩しつけ麺」を選んだ。

 

チャーシューが大好きな自分としては、崩れたチャーシューがとんな味わいか、食感か、とても興味があり楽しみだった。

 

店内は7割の入りで、若者が多かった。元気のいい茶髪のお姉さんスタッフが案内してくれた、カウンター真ん中あたりに座る。やはり和を感じる空間が気持ちいい。

 

崩れた細切りの豚肉はイマイチ。でも・・・

まず、着丼したつけ麺を見るとなんだか違和感があった。

 

よくみるとメニュー写真と違う点がある、崩豚とは別の具であるチャーシューが見当たらないのだ。

レンゲで掬うとスープの中に埋まっていた。

たいして気にしないけど、メニュー写真と実物は近づけたほうがいいと思うな。

 

しかし、相変わらず見た目からして完成度の高さを感じる。なんだか麺もスープも光って見えた。

 

期待の崩豚をつけ麺と一緒にいただいてみると、うーん、普通の美味しいさといったところ。

硬すぎず柔らかすぎない食感で、好みは分かれる感じ。普通のチャーシューの方が好みだ。このメニューの主役だけど、具材の中で存在感が弱かった。

個人的にはリピートしないかな。別メニューの方が自分に合いそうだ。

 

相変わらずハイレベルなつけ麺

だがやはり、つけ麺は完成度が高い。

 

  • スープ
  • 味玉
  • チャーシュー

この具材どれもがハイレベル。

 

とにかくスープが上手い。魚介系にとろみが加わり、スープだけで何倍も飲めそうなほど味がいい。

 

麺はこの極上スープに合うように、三河製麺と共同で開発したという特注麺を使用している。スープと麺のかき混ざり方が神秘的だ。他店の魚介系つけ麺とは全く違う次元のつけ麺に仕上がっている。

 

味玉もツボを抑えた、絶妙なとろけ具合でいい箸休めになる。

チャーシューも太さがあって食べごたえがあり、スープにとても合う味だ。

 

これらのスープ・麺・具材が際立ちすぎて、主役の崩豚が霞んでしまった。崩豚の存在が崩れてしまったかのようだった。

 

 

数ある池袋つけ麺店で、私的ナンバー1は「つじ田」じゃないかな。

前回も書いたけど、つけ麺好きな人はとにかく一度食べてみて欲しい。

その完成度につけ麺の見方が変わると思う。

 

 

【tonkatsu.jp 表参道】千差万別の豚種・メニュー! やっぱトンカツは脂身だ

tonkatsu.jp 表参道
■2021年12月11日
東京都港区北青山3-9-9 FNビル 1F
90点
■どろぶた リブロースかつ定食 3,990円 230g 
 
  その脂身の絶品さ。私的トンカツ店No.1候補。
 
 以前から食べログでマークしていて、写真から店内・料理の綺麗さが伝わり、行ってみたい店だった。土曜日の贅沢な夕飯として試してみることに。営業時間がSNSとHPと食べログで違っており迷ってしまったので、揃えてほしいな(当時)。
 
 明治神宮前駅から徒歩20分とかなり歩くが、クリスマス飾りの表参道は素敵な眺めで楽しめる。道中でも気になるおしゃれハンバーグ屋さんをみつけチェックもできてラッキーだった。
 
 
 
 
 
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 オープン時間の17時前に到着すると先客ゼロの店内から、黒いコートを来た愛想の良い男性が出迎えてくれた。どうやらオーナーさんらしい。
 店内は高級寿司屋のような和の美しさ。居るだけで気分がいい。
 カウンター7席のうち奥から2番目に着席すると、男性スタッフの料理説明が始まり驚き。5分以上ものあいだ豚の種類と特徴、現在提供できるメニューを説明してくれた。グルメの知識が増えていい体験だった。
 とんかつ用豚の飼育は突き詰めると「いかに脂身を持たせるか」に行き着くらしい。やはりみんな脂身大好き。
 

選べる豚種が類を見ない多さ

tonkatsu.jp 表参道 メニュー

tonkatsu.jp 表参道 メニュー
 カウンター前で料理姿が見られる。赤みが眩しい揚げる前の豚肉や、スタッフが大胆に切りさばく瞬間、たっぷり白い小麦粉にまぶす過程、これらを見られるのは上品な気分が味わえた。しかし厨房奥からスタッフ同士の話し声が聞こえたのが少し気になった。仕事中の雑談は控えてほしいタイプなんだ、私。
 
 卓上のメニュー表を開いて見ると驚いた。10種類近くの豚種に、それぞれロース・リブロースヒレなどに別れておりメニュー選びに迷ってしまうほど、過去最高メニュー数のトンカツ店。
長考の末「どろぶた リブロースかつ定食」を注文したあとも、メニュー表の詳細な品質説明書きを熟読していた。私は料理の仕事はしていないけど、素材のウンチクを知るのは面白い。
 
 
 

 やはりトンカツは「いかに脂身を味わうか」

【tonkatsu.jp 表参道】

【tonkatsu.jp 表参道】
 この記事を書いている今、写真で見返すだけで「美味しい」が蘇り伝わってくる。
 
 登場したトンカツの見た目は、事前にチェックした食べログの写真どおり、美しい赤みが染みたカツたちが綺麗に並んでいる。写真を何枚も連写したくなる見た目も過去最高の姿だ。
 
 キャベツを先に平らげる。健康のため、野菜から先に食べるのだ。この健康法があれば、脂身ふんだんのトンカツもへっちゃら。
 
 次にご飯だけ食べると、米が立っていて良いお米であることがわかる。ご飯屋さんに行ってお米が美味しいってそれだけで凄い幸せになれるんだよね。お米も高級な品種を使用してそうなのが嬉しい。
 

 豆腐のような脂身の歯ごたえ!

 そして期待通りシッカリ溶けるリブロースは、過去最高級のレベル。一部硬めの部分もあったが、値段に見合うクリームのような口溶けが至福。ソースと塩で味付けするが塩のほうが肉味が生きて美味しい。
 
 トンカツが減っていくのが名残惜しく、なるべくゆっくり噛んで味わって食べる。この溶けるトンカツの贅沢さで、私の脳が狂い、時間の進みが早くなっているかのようだ。
 
またご飯だけでも美味しいから、いやしくも元を取ろうと3杯いただいてしまった。本当に何杯でもいけるお米だ。
 
 
 完食したあと満足するほどの量だったのに、全く胃もたれしていないのは上質な油と肉の証、本当にいいものをいただいた高揚感が残った。
 
 会計は電子決済のみだという。それなら店にお知らせを出しておくべきでは? と思いながらPayPayで支払った。これから行く方は気おつけてね。領収書を客から言わないと出さないお店は好きじゃないのだが、このお店はきちんと出してくれたので好印象。
 

色とりどりトンカツメニューに何度も足を運びたい

 表参道という羨む立地、シンプルで洗練された店内、客を惑わす豚品種の多彩さ、私的No.1トンカツ店候補になるだろう。ただ値段も過去最高でめったに行けないのは悩みどころ。高所得層のグルメ好きに火が付けば一気に人気店になりそうな予感がする。
 次回来店したさいは、オーナーに脂がメインの品種と説明された「天城黒豚」を試したい。どんな脂身体験ができるか楽しみだ。
 
 
 

【つけ麺屋やすべえ 池袋店】東京で疲れたら人気つけ麺屋で休むべえ

つけ麺屋 やすべえ 池袋店

■2022年4月13日

■東京都豊島区東池袋1-12-14

■80点

■味噌つけ麺中盛 960円

 

 

疲れた心に、完成度の高い味噌つけ麺って最高。。。!

 

渋谷、新宿など東京に8店舗あり、池袋には西口と東口に2店舗ある 東京つけ麺の人気店「やすべえ」。ここ東口店には6年前から何回か来ている。

 

深い味わいの秘伝醤油ダレが上手さの秘密で、池袋のつけ麺界隈でも大勝軒の次に名前が知られているといって大げさではない。

 

この店の短冊チャーシューが好きで、お昼時ふと頭によぎったので久しぶりの訪問。

 

 

相変わらず店内はキレイで丁度いい広さ

つけ麺は好物の味噌を選び、量は食べきれるか不安な大盛りからひとつ下の中盛にした。加えて味玉とお目当ての短冊チャーシューをトッピング。普通の円形チャーシューよりも柔らかく長方形なので食べごたえがあるから好き。

 

20人ほどのカウンター席の真ん中あたりに一人で座る。このカウンター席は変わらず座りごこちがいい。隣と肘がぶつからない距離、背後と待合席の間はゆったりスペースがあって快適だ。他のぎちぎち店もこうならないかな。

 

池袋 やすべえ

池袋 やすべえ

短い待ち時間に、やすべえの美味しさのヒミツを熟読、こういうの読むのも好き。

名店はこういう冊子のデザインにも、美味しさを予感させる作りをするな。

 

 

スープが眩しい! すべてがハイレベルな人気つけ麺

味噌つけ麺中盛

味噌つけ麺中盛

美味しいがキラキラしてる、、、

 

着丼したのは、輝くような味噌のブラウンの水面が眩しいスープと、いい小麦粉を使っているのがひと目でわかる太い麺。なにか美術が鑑賞しているかのような盛り付けの美しさも素晴らしい。

そして丼の向こう側で別皿にて短冊チャーシューが僕を待っている。

 

食べる前からわかっているんだけど美味しい。野菜と魚介のダシがダブルで美味しいを作り出しているのはもちろん、ネギやメンマも完璧なほどの調和して、味玉もその具材たちの旨味を吸って超絶味玉になっている。

太麺はコシがありながらツルツル滑り込むように食べられる。太すぎず細すぎずの好みの太さ。

味噌つけ麺中盛 味玉

味噌つけ麺中盛 味玉

そして短冊チャーシューがそこに加われば気絶するレベルに。。。というわけではなかった。確かに抜群の肉質と食べごたえは期待通りだが、柔らかさが想像よりちょっと硬かったな。

しかしそのつけ麺の総合的な完成度は池袋最高峰。個人的に大勝軒よりも間違いなく上だ。

 

 

池袋周辺で歩きつかれたら、やすべえで休むべえ

大盛りでも良かったかもと思いながら完食。やはり やすべえのつけ麺はうまい。

店の居心地、コシのある麺、味噌スープと具材の調和具合。どれも名店にふさわしいラーメン通を満足させる料理だった。

 

ラーメン麺好きで、池袋周辺でつけ麺探しに迷ったら やすべえで安定です。

お腹が空いて歩き疲れたら やすべえで休め、休べ