食べにゃんのグルメ日記

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【七宝麻辣湯 池袋東口店】ヘルシーな独特カスタマイズシステム

七宝麻辣湯(チーパオマーラータン) 池袋東口

 

■2022年4月3日

■東京都豊島区東池袋1-4-4

■70点

■麻辣湯+トッピング 1,750円

 

七宝麻辣湯 池袋東口店

七宝麻辣湯 池袋東口

 

2021年12月1日オープンしたばかり「七宝麻辣湯 池袋東口店」

30種類以上の薬膳スパイス+コラーゲンたっぷりの麻辣湯の看板を見ると、ぷち健康オタクな自分が惹かれないわけがない。小雨が降る中、初めて足を運んでみた。

 

日曜お昼時に入ってみると、先客5人。コンクリートを基調としたシックでオシャレな店内だが、開店したてでコロナ禍もあり集客に苦戦してそうだ。

 

バイキングスタート

座る席を選び席上の札番号をスタッフに渡す。

きれいな女性スタッフが、札番号を磁石でつけた銀のボウル。そしてトングを渡してくれる。

「トッピングは50種類以上の中からトングでボウルに入れてください」と説明され、、、

と未知の説明がはじまり驚き。

 

そう、このお店は具材を自分で選ぶ、バイキング形式なのだ。

 

独特なカスタマイズシステム

食材を客自身が好きなものを選んでいくカスタマイズ注文といえる、独特な形態をとっている。

七宝麻辣湯のシステム

七宝麻辣湯のシステム

 

基本料金

麻辣湯(スープ+春雨):550円

 

選べるトッピング50種類以上

トッピング:1グラム=2.75円

自分で選んでトングでボウルに入れる。

レジ近くの測りにのせ重量を計測して料金をだす仕組み。

 

選ぶのが楽しいほどに豊富な食材を選べた。やはりというかラーメン好きの自分がまっさきに入れたのは煮玉子。ほかはうずら卵、クレソン、たけのこ、シュウマイ、ヤングコーン、舞茸、春キャベツ、がんもどき、などなど20種類近くボウルに詰め込んだ。

自分はいろいろとりすぎて、このトッピングだけで932円にもなってしまった。。。

 

ここから先はレジ近くのタッチパネルで選択していく↓

風味変化

「極薬膳」「強壮」「坦々スープ」「トムヤム」:132円

極薬膳が気になったので追加選択。

 

麺変更

麺(春雨)は変更できる。

「大盛り・替え玉」「中華麺」「こんにゃく麺」「海藻麺」:132円

今回は初見なので春雨のママにしておいた。

 

七宝麻辣湯 HP

七宝麻辣湯 HPより https://maratan.com/shops/ikebukuro-higashiguchi

 

辛さ選択

0〜無限まで選べる。3辛までは無料。

初見で辛さの基準がわからないので1辛にしておいた。

 

あとのせトッピング

豚肉・牛肉・羊肉・エビ・イカ・アサリ・パクチー・めかぶ・モッツアレラチーズなどから50種類のトッピング以外のものが選べる:132円

ぷち贅沢として鶏肉を追加した。

 

 

なんと合計金額「1750円」になってしまった。まあこれだけの野菜が取れるならいいかと思い決済して席に戻った。

 

ヘルシーで辛くて健康志向強めの麻辣湯

七宝麻辣湯 池袋東口店

七宝麻辣湯 池袋東口

 自分が選んだ食材をスタッフが調理するのをカウンター越しでながめて待つ。自分が今チェイスした食べ物達が茹でられていくのを見るのは新鮮で面白かった。

 

5分もせずにきたのは、赤いスープと春雨の上に、選ばれし食材たちが集結したボリュームある麻辣湯。さすがに様々なトッピングを盛り付けたので、見た目の美しさはない。しかし何とも野菜が目立ち、カプサイシンが汗を噴き出させてくれそうな、ヘルシーな佇まい。

 

「あ、辛いな」

1辛にしたのだが辛かった。舌の奥がマグニチュード2ぐらいの痺れで揺れている。2.3辛にしていたら食事にならなかっただろうから、1辛にしておいて良かった。

 春雨は予想よりも太くて、モチモチ感がとても強かった。人によっては食べにくい食感かもしれない。味としては普通の体感。

 

 野菜はあまりスープと春雨に合ってない気がした。なんといえばいいのか野菜の食物繊維にスープが浸らない感じ、味が染み込んでないというのか。たけのこにしても、春キャベツにしても器から飛び出して浮いてしまっている。

 

 しかしながらお肉・卵系は美味だった。うずら卵・煮玉子は濃厚で何個でもいけるいい味付け。近隣の池袋有名ラーメン店の煮玉子に負けてない。鶏肉、シュウマイも中華料理店で味わえるレベルに美味しい。これらの味に押されて後半は箸が止まらず一気に完食した。

 

食べ方に工夫が必要な玄人向け麻辣湯

トッピングする食材を50種類から選べるのはとても楽しいが、このお店を楽しむのは自分で上手に食べる工夫が必要だと思った。

トッピングの選び方だったり、麻辣湯に盛り付けられたその食材たちを上手に食べるテクニックが少しいるお店だ。

 

 この店舗がたつ場所はラーメン店の移り変わりが激しく、短い寿命だったお店が何個もあった。「七宝麻辣湯 池袋東口店」が人気店になるには、その独特なシステムの良さを上手にユーザーに浸透させることが必要だと思う。